楽読ってなに?体験スクールへ行ってみた!
こんばんは!とみたじの、たじーです! 会社同期のとみーと一緒に、新規事業案を検討しています。
みなさん、「速読」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
- じっくり本を読みたい方
- より効率よく本を読みたい方
いろんなイメージがあるかな〜と思います。
今回の体験のきっかけは、前回の読書合宿で読書のスピードについて考えさせられたことが発端でした。
そんな話題について話していると、何やら師匠のカイさん曰く、速読スクールの「楽読」なるものがあるらしいと。そして女性インストラクターのお知り合いがいるとのこと・・!(どんな人脈w?と思いつつ。)
Facebookで繋いでいただき、体験セミナーにお邪魔させて頂けることに!今回はそのレビュ投稿です。
【目次】
1.いざ楽読へ!
今回お邪魔したのは「楽読・お茶の水スクール」
部屋には6名掛けのテーブルがひとつと、本棚に囲まれた超アットホームな空間。今回のメンバーは、普段からの受講生3名と、体験で来た3名(とみたじ含む)のちょうど6名でした。※写真とは異なります。
女性インストラクター、かみちゃんさんの指導の下、2時間のスクールを体験させていただきました。費用は3,000円です。
2.体験スクールの内容は?
実際の楽読式トレーニングを通じて、Before After の効果を実感する、というものでした。
結果は…
- とみ:2,000文字 → 3,400文字 / 分
- たじ:800文字 → 1,800文字 / 分
※ もちろん Before After で異なる文章を読んでいます。
(とみー速いな。笑)
すごい!!!
ぼくに至っては、2倍以上!!
ちなみに、どなたでも効果は実感できるそう。↓↓
実際に行ったトレーニングは、
- 目を素早く動かす体操
- 文字を"読まず"に、目で素早く追う練習 etc.
これらのトレーニングが大切な理由は、速読の肝が "視読" にあるからです。
「読む」=「見る(目)」+「分かる(脳)」
で成り立つため、それぞれの速度を向上すれば、読む速度も向上します。しかし、人は無意識に左脳を使って"音読"をしてしまいます。文字を音として捉えると、頭の中で発音するスピードを超えません。(がんばっても早口言葉レベル?)一方で、右脳を使う"視読"は、文字をイメージで捉えて記憶する読書法です。
…でも、イメージを記憶できても、「分かる(脳)」が追いつかなければ、結局読めるようにならないじゃん!と思いますよね? これが不思議とできちゃうんです。「可塑性」と言うそうです。脳ミソって凄い・・!
可塑性とは、
脳には自分とその周辺の状況に応じて変化する能力があること
目を動かすトレーニングだけでしたが、最後の計測時にはそのスピードに不思議と理解も追いついて、ちゃんと読んでいる感覚がありました。(斜め読みや読み飛ばしではなく!)
このスキルの習得は、スポーツを身につける感覚と似ているそうで、知識ではなく、訓練が重要とのこと。繰り返すことで、イメージで捉える感覚が染み付いていくそうです。
みなさんも、いちから自転車を乗る練習をされた経験があるのではないでしょうか? ”楽読ができるようになるプロセス”は、”自転車に乗れるようになる”プロセスと似ているそうです。
3.楽読が大事にすること
実はこのレッスン中、目の動かし方を練習しながら、様々な「ながら読書」をしていました。
- 英語の高速音声を聞く
- 視界ぎりぎりの位置でインストラクターの動きを確認する
- みんなで単語の連想ゲームをする etc.
特に、目でテキストをひたすら追いながらの連想ゲームは、めっちゃ不思議な感覚。同時に複数のことに集中している(または集中していない)のか?分からなくなってしまうような今までにない感覚で、「うわ、めっちゃ脳ミソ開発されてるー?!」て感じでした。
視読だけでなく、このトレーニングを行うのが「楽読」ならではです。というのも、人は普段使わない神経を使うと、笑いやすくなるんだとか。
ぼくたちも読書を通じて、感性が豊かになったり、考えを深めて気持ちがスッキリしたり、という効能を実感しています。楽読では、更に「笑顔」になれる読書法として、この練習を実践していました。
楽読の「楽」は、「ラク」だけでなく「タノシイ」の意味もあるんですね!
おわりに
インストラクターのかみちゃんさんは、実は元々は超ネガティブ人間だったそうです。人と話すのも苦手だったタイプから心機一転、楽読を通じて自身がつき、笑顔が増え、人生を変える効果を実感されたそうです。そして、そんな体験を他の人にもしてもらいたい!という想いでインストラクターを志した、ということでした。
確かに、僕たちが参加した実感としても、”楽読ができるようになる”というコアの価値以外の面でも、意外な価値が発見できたように思います。例えば、各々の目標を応援しあえる雰囲気ができていたり、小さな改善を褒め合える空間づくりがされていたことなど、心理的安全性を高める工夫も参考にできるところが多かったです。
結果的に、受講料や日程の兼ね合いで入会はしませんでしたが、新しい世界の広がりを感じて、とても刺激的な体験レッスンでした。視読、練習してみようと思います!みなさんももしよかったら体験してみてください!
ご高覧、ありがとうございました!