プロトタイプ検証 〜顧客の声を聞く大切さ〜
どーも!とみたじの、たじーです!
会社同期のとみーと一緒に、新規事業案を検討しています!
今回は、2019年 7月上旬の2人の取り組みを紹介したいと思います。
★こんな方に読んでほしい!
- 漠然と、生き方やキャリアに不安を抱いている方
- 周囲の転職や起業の話を聞いて、少しそわそわした方
- 上記の不安はあるものの、何から始めたらよいか分からない方
★こんな風に読んでほしい!
- どう在りたいか、1度考えてみようかな
- まずは、できることから始めてみようかな
- でも、何から始めたらいいんだろう(一緒に考えましょう!笑)
さて前回の記事では、はじめてのプロトタイプ検証をやるぞ!と取り上げたところで終わりました。本を読めない人が読めるようになるための解決策検証です。
そしてこの7月上旬は、検証結果の回収に勤しんでおりました。今回も、そんな2人の試行錯誤の様子をどうぞ!
◆目次
1.そもそも、なんで急に検証なんだ?
今回検証を始めた発端は、2人でいくつかの解決策をどう評価しようか検討していた時でした。とみたじの頭をこれでもか!と振り絞って机上で考えるよりも、顧客の声から判断する方が確かなんじゃないかと。
とは言え、検証なんて今までやったことがなかったし、進め方も分かっていなかったけれど、いずれ必要になる営みと思って、思い切って決断!
では、いくつかの解決策のうち、どれから検証を始めるか?
今回は、”考え抜いた”ものではなく、手の内で"1番検証しやすい"ものを選びました。最初から開発が必要な手のかかるものよりも、まずはアナログでも利用してもらえる解決策で、小さく検証を回して磨いていく方が手戻りが少ないと考えたためです。
2.プロトタイプを作ろう!
次に取り掛かったのは、プロトタイプ製作!
ただ今回は超カンタン!製作ってレベルじゃない!(だって1番検証しやすいものを選んだからね 笑)詳細はヒミツですが、、用意したのはコレ!
3.被験者探しにドキドキ..
プロトタイプを用意できたら、協力をお願いする被験者探し。
今回探したのは、「本を読みたい(読まないとな)と思ってるけど、なかなか時間を作れなかったり、怠けて捗らなかったりする人」
さて、問題は人をどう探すか?です。
…実は、こうして私たちの活動を口外するのは今回が初めてで、まだ自信を持って話せるレベルじゃないし、、と恥じらいと躊躇いもありつつ、思い切って友人たちに連絡!(写真はその一例)
幸いにも心優しい5人の友人が協力してくれることに!アポ取りして検証を依頼させていただいた。(協力してくれて本当にありがとう!!)
4.2週間の検証結果はいかに?
2週間の検証を経て、待ちに待った結果ヒアリング!
ちなみにこの2週間の間は、私たちからの圧で検証結果がブレないよう音信不通に。笑
さーて結果はどうかな..?ワクワク
ちなみに今回の検証の問いは、次の2つ。
①解決策によって読書量が向上するか?
②解決策をお金を払って使いたいか?
そして得られた結果は..!
①依頼した5人のうち、3人の読書量が増加!
・特にうち2人は、今回の解決策を利用することで読書量が増加した
・一方残り2人は解決策を使うことを途中で放棄してしまった
②答えは全員「No!」
読書量が増えた人にとっては、検証後に解決策の価値を実感して頂いたようですが、
・はじめは効果に疑いがあり手間もかかるため、購買のハードルは高い
・代替可能であり、差別化された価値を感じない
これらより、
商品として、+αの工夫と組み合わせて差別化を図るか、
マーケティングとして、効果を定量的に明示したり、〇〇さんも愛用!のようなブランド化を目指したりしない限り、現状のままでは難しいと理解。。
正直、結果として望まくはありませんでした。
ただ机上で検討していた時は、「この解決策、シンプルで意外とイケてるかも?」と思っていたので、(何なら検証結果もその通りなると思っていたので、)自分たちの色眼鏡で判断せず、顧客の声を聞くことの大切さを身をもって知りました。
ただ今回の検証は、勢いのまま我流で進めてしまったため、正直この進め方で良いか分からないことも多くありました。(ぶつかってから解決しようという、スピードを優先するスタンスだった)
また検証結果をどう受け止めて次に進んだらよいか?も分からなくなってしまったので、さっそく例の起業コンシェルジュに申し込み!
そこで、次なる行動のアドバイスをいただきます!また次回をお楽しみに!
おまけ.友人からの温かい言葉
今回の検証を通じて、友人たちへ私たちの取り組みについて話したり、ブログを公開したりしました。そうした場で出会う方々を前には堂々といられるものの、旧友となると正直どんな反応をされるか怖い面も多いにありました。(意外とナイーブなんです。)
しかし、反応は思いの外ポジティブで、
「ブログ面白かった!応援する!」
「こんな読書サービスもあるよ!」
と温かい言葉にニンマリ(^^) めちゃくちゃ励みになりました!これからもがんばります!!